日頃より、当プロジェクトへのご理解とご協力 誠にありがとうございます。
今年もゴールデンウィークが通り過ぎ、井の頭線線路ぎわの紫陽花の葉も五月の風と陽光を一杯にあびて、その大きな緑の塊を魅せている。

昨今、春と秋が短くなってきたような。
私はそんな初夏と初秋が好きだ。
携帯の小さな液晶画面をくい入る様に毎朝毎晩のぞき込む人、人、人、人、人。
この国には素敵な四季おりおりの風景がまだまだあった。

5月8、9日、今作の起爆材となった「アスナロウの木」の子供達のコーラスを録りに宮城県気仙沼市大島小学校へ向かった。
東京から約500km、東北地方は新緑に混じってまだ八重桜が咲いていた。
車窓からながめる山々の新緑は、その濃淡で素晴らしいグラデーションを魅せる。
そして大島小の5、6年生25名の子供達は元気でキラキラと輝いていた。

私は、その小さな島を朝食後いつも歩く。この日は集合時間の少し前に大島小についた。
ちょうど春の運動会の練習の真っ最中で、全校生徒約60名の子供達がグラウンドにいた。
5年生担当の千葉先生の号令一下 “運動会の歌”の練習が始まった。
感動した。私は大声で笑った。
無調か? 不協和音か? いやいやこれこそ大合唱だ。
そんな私に、島のおじさん、オバアさんが “おはようございます。どちらから”と声をかけてくる。
そんなところだ。

2011年3月11日結成したこの“団塊の世代の唄”。翌2012年から年に1回だが被災地へ慰問ライブへ行っている。
一昨年、石巻市慰問時に作った「朝が来る」と、昨年この大島で披露した「アスナロウの木」をひっさげて今年も実行する。
ひょんな事から、その1曲が今夏 日本全国でON AIRされる事となった。

取材? 河北新報だ。東京新聞だ。初めてである。一つの曲が、詞が、思いの丈が広がりをみせるのか……? 楽しみではある。

昔仲間の梅垣達志と、エンジニア梶篤のお二人の協力で、もぎたての子供達のコーラスも収穫できた。

さあ、明日から仕上げの工程に入る。
L.A.の音楽仲間ダリル・フィネシー(voc.)、パトリック・セイモア(keyb.)と金ちゃんのギター。最後に中川貴美子ストリングスを入れ完成させる。
そして又、手売りだ。ライブだ。押し売りだ。

ご協力を ! !

2014年5月吉日

“団塊の世代の唄” 責任プロデューサー 秋田新一郎・メンバー 一同  

P.S.

2014年9月5日(金)アルバム発売記念Party & LIVE 決定。

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“団塊の世代の唄” 1st Album ついに完成、2014年8月8日発売開始!

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(2014年7月31日)